【拡散】公開コンペ方式を止めさせろ!パクリを助長させるクラウドソーシングの横暴を許すな
一部のクラウドソーシングの公開コンペ方式のせいで、近い将来優秀なクリエーターがいなくなるかもしれません。
クリエーターの最大の価値はアイデアです。もちろん技術も大事ですが、アイデアが一番大事です。
あなたが大好きなアニメや、映画、小説、世界の偉大な発明、芸術はすべて、すばらしいアイデアがあったがゆえのものです。
クリエーターにとって、アイデアは命であり、子供であり、財産です。
このクリエーターの命が危険にさらされています。
それはクラウドソーシングがおこなう、コンペ方式での公開・非公開の問題です。
クラウドソーシングとは、かけだしや、仕事が少ない、病気やそのたの理由で、デザイン会社などで働けないクリエーターなど多くの人が登録する、お仕事の紹介やコンペ方式での応募ができるサイトです。
あなたの好きな絵師さんや、イラストレーターも登録しているかもしれません。
仕事がしたい人、仕事がもっと欲しい人にとっては、頼りになる存在になっています。
お世話になる事も多いです。感謝しているところもあります。
しかし未発達のため、大きな問題を抱えています。その一つがクリエーターの中で根強い批判のある公開コンペ方式です。
通常コンペでは、応募された作品は非公開です。
しかしクラウドソーシングでは、コンペ方式の公開が選択できるようになっています。
クリエーターが何時間もかけ、頑張って書いたデザインやイラストが、クライアント以外の人がインターネットで自由に見れるのです。
クラウドソーシングが、公開方式を採用する理由は、他の人のアイデアを公開することで、こういう切り口かというアイデアを、他のクリエーターにあたえ、提案数を増やすのが目的です。
インターネットで公開ですから、これは自由にアイデアをぱくられる事につながります。
じっさいクラウドソーシングでは、
100提案○万円などと、広告をうっています。
上はグーグルの広告にあった例ですが、キャラクターに40案2万って一つ500円の価値???
企業としてクリエーターをバカにしすぎなのが、よくわかる例です。
これは100提案クラウドソーシングが買っているわけでなく、コンペの報奨金をエサにアイデアをタダで集めているのです。
しかし非公開だと、アイデアが浮かばないアイデアのないクリエーターがいますから、公開方式にするのです。
つまり公開制度は、アイデアが浮かばないクリエーターの為なんですよ。
東京オリンピックのエンブレム問題。こんなことはクラウドソーシングでは日常に起きています。
というより、クラウドソーシング側が率先してやっているわけです。
ここはクリエーターを守るために、クラウドソーシングが、絶対にやってはいけない事です。
そして、この公開方式のせいで、アイデアを誰かにぱくられて、消耗していくクリエーターがいます。
クリエーターにとって、アイデアは命であり、子供であり、財産です。
クリエーターって、ずっと絵が好きで、絵だけで生きているって人も結構います。
身体や精神的に強いひとばかりじゃないです。繊細で心療内科に通っているクリエーターは多いです。
ぱくられて、ぱくられて、それでもクラウドソーシングでしか、働けなくて、消耗しながら働いている弱者が何千人もいます。
うつ状態になった知人も何人もいます。
クラウドソーシングには期待をしています。でもこれはないでしょう。
未来の巨匠になるかもしれないクリエーターもいるでしょう。
ただでさえ、クリエーター業界は低収入の業界です。
アイデアのない自称クリエーターのために、アイデア力のあるクリエーターが餌食になっている。
こんな横暴が放置されれば、この日本から優秀なクリエーターはいなくなります。
残るのは、クリエーターを名乗る、パクリの常習犯です。
そして、将来あなたを喜ばせたであろう、クリエーターがまた1人また1人と業界を去っていきます。
これは私たち国民にとって、多大な損失です。
クラウドソーシングは、ビジネスです。ビジネスであれば、winwinの関係であるべきですが、これでは一方的な搾取です。
クラウドソーシングはブラック企業だという声が、最近多くなってきましたが、とくにこの公開・非公開も問題は一番根深く、深刻な問題です。
コンペが非公開なのは、郵送やメールで行われてきたコンペだからという話ではありません。
作品を保護するためのものです。クリエーターにとって作品は財産であり、この公開方式というのは、財産権の侵害を容認するものであり、あってはならないことです。
またこの提案の段階では、クリエーターに一切お金が支払われていません。
たとえばこれが社内でのコンペであれば、先に給料としてもらっているわけですから、問題はないでしょう。
しかしコンペでは、採用されなければ、1円もお金が入ってきません。ただ働きです。
成果主義という、ただでさえ、状況がクリエーター側に不利なのに、さらにクリエーター側に不利な状況を容認するのは、「法の下の平等」という権利を侵害するものであり、法治国家のなかであってはならないことです。
また100提案○万円などと、広告をうつ、クラウドソーシング側の広告手法にも、問題があると感じます。
クラウドソーシング側は、公開・非公開は選択できるものであり、嫌ならそういった案件に応募しなければ良いと主張するでしょう。
しかし公開すれば、たくさんアイデアが集まるというニンジンをぶら下げられたクライアント側は、公開を選ぶほうがメリットがあると感じるでしょう。
そういう事がわかっていながら、目先の利益追求のために、クラウドソーシング側は、いま現在も公開方式を採用しています。
生活のかかっているクリエーターは現在なくなく、この方式にしたがっています。
仕方なくやっているのです。まったくwinwinになっていません。
これらの観点から、初めから非公開とするのが、筋です。
クラウドソーシングは、顧客となる企業がないと成立しません。そして顧客は企業だけではなく、クリエーターも顧客です。
クリエーターがいないと、クラウドソーシングは存在できません。
クラウドソーシングがあるのは、クリエーターのおかげなのです。
それがわかっていて、なんでコレを止めれないですか?クラウドソーシングの理念は?本当にこんな事をしてて良いんですか?
クラウドソーシングは、フリーランサーの事を持ち上げはしますが、一方の手で、暴力を振るいます。
これは信義則に反する行為です。
またこれはクリエーターの価値を著しく毀損するものであり、日本の魅力を海外に発信しようとする、国のクールジャパン構想にも悪影響をあたえるものです。
政府や官庁はこういった横暴を野放しにしていても良いのでしょうか?
東京オリンピックのエンブレム問題で、ネット民はすばらしい活躍をみせました。
社会が変わった瞬間です。しかしこれは始まりです。
この問題は根深く、私一人が声を上げたところで、解決できません。
もしあなたがこの問題に関心があるのでしたら、フォローやリツイートや拡散をお願いします。
世論がもりあがれば、権利侵害を止めざるえないでしょう。
クラウドソーシングの未来に期待しています。すばらしい仕事だと思います。
でも今のクラウドソーシングは本来あるべき姿じゃない。
みんなで未来のクリエーターを守りましょう。
未来のクリエーターを守るには
・完全非公開しか受付けなくする。
・100提案○円などという広告の禁止
・クリエーター側に支払われる金額を増やす(現在Lancersでは20%が手数料として取られます)
まずはこういった事が重要です。
現在、公開制度を利用しているのがわかっている所は、
です。
これいがいのクラウドソーシングがどうなのかわかりません。
公開できるシステムを採用しているところを知っているかたは、名前を挙げてください。
私たちができる行動は
・twitterやはてブ、いいねなどでの拡散 社会問題として提起
・メールや電話で、直接クラウドソーシングに抗議をする
・政府や官庁などへの質問や問題提起
・弱者のために働く国会議員さんへの問題提起
・社会活動家の人に問題提起
などが考えられます。
クラウドソーシングによる、クリエーターいじめ、権利侵害は決して許してはいけません。
クラウドソーシング自体はすごく良いシステムです。これからの新しい仕事のありかたです。それは間違いないと思います。ただ今のままじゃダメだ。
1つでもできる行動があるのなら、未来の子供たちのために、将来の良いコンテンツを守る為に、立ち上がりましょう。